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林香里編『足をどかしてくれませんか。——メディアは女たちの声を届けているか』を出版しました!
林香里編『足をどかしてくれませんか。——メディアは女たちの声を届けているか』(亜紀書房, 2019年)を出版しました。
12/2「就活セクハラ」の会見をしました
12/2 「就活セクハラ」について、厚労省記者クラブ、ならびに日本外国特派員協会(FCCJ)で記者会見をしました。多くのメディアに取り上げていただきました。
https://www.huffingtonpost.jp/entry/story_jp_5de4bfbbe4b0913e6f81512a
https://www.businessinsider.jp/post-203450
https://www.tokyo-np.co.jp/article/national/list/201912/CK2019120302000142.html
https://www.japantimes.co.jp/news/2019/12/03/national/japanese-students-push-end-sexual-harassment-job-hunters/#.Xej5quSP61s
https://www.japantimes.co.jp/opinion/2019/12/04/editorials/stop-sexual-harassment-female-job-seekers/#.Xej5xeSP61s
https://jp.reuters.com/article/us-japan-sexualassault-students/japan-activists-push-to-halt-sexual-harassment-of-job-seeking-students-idUSKBN1Y60TZ
ほか
「就活セクハラ」根絶に向けて、学生ネットワーク”SAY”から声明を出しました
いわゆる「就活セクハラ」根絶に向けて学生ネットワーク”SAY”から声明を出しました。
「実効性ある「就活セクハラ」対策を求める大学生からの緊急声明」
WAN(Women’s Action Network)のサイトに掲載していただきました。
就活セクハラの実態については、https://www.businessinsider.jp/post-185252
などをご覧ください。
なお、SAY はジェンダーに基づく暴力についての勉強会で、東京都内の大学の学生団体及び学生有志、教員がつながるネットワークです。教員はSAYのメンバーとして、上智大学法学部教授三浦まり先生と”SAYFT (セイフティー)”という大学間グループを立ち上げ、東京大学からは、大学院総合文化研究科板津木綿子先生、東京大学大学院情報学環/総合文化研究科矢口祐人先生たちほかが入っておられます。
内閣府主催 12/1(日)シンポジウム「アジア・太平洋地域 輝く女性たちのHasshin! ~メディアが創る新しい時代~」の開催のお知らせ
内閣府では、アジア・太平洋地域と日本のメディア業界において活躍する女性記者を招聘し、シンポジウムを開催します。
本シンポジウムは、女性記者に焦点を当て、自身が報道してきた記事の紹介や経験談を通して仕事のやりがいを聞くとともに、各国のメディア業界における女性のさらなる活躍に向けた課題などを、共に考えていただくプログラムとなっております。タイトルのHasshin!には、女性記者による記事や報道の「発信」と、女性記者や参加者がキャリアアップ、女性活躍を推進する主体として「発進」することの意味が込められています。
女性記者と参加者とのグループディスカッションや懇親会も予定しておりますので、奮ってご参加ください。
日時:令和元年12月1日(日)13:00~18:00(開場12:30)
場所:京王プラザホテル 5階エミネンスホール(東京都新宿区西新宿2-2-1)
参加費:無料
プログラム:
13:00~13:15 主催者あいさつ
13:15~15:00 パネルディスカッション
モデレーター:林香里氏(東京大学大学院情報学環 教授)
パネリスト:治部れんげ氏(フリージャーナリスト、東京大学大学院情報学環 客員研究員)
武田耕太氏(朝日新聞 科学医療部記者)
久米井彩子氏(NHK日本放送協会 報道局国際部記者)
クエック・エン・ラン・オードリー氏、シンガポール(ストレーツ・タイムズ紙 編集部 国際担当論説部長)
トゥイ・グエン・トゥー氏、ベトナム(ベトナム女性新聞 経済ニュース部 経済ニュース副部長/編集補佐)
15:20~16:30 各国の女性記者と参加者によるグループディスカッション
16:30~16:50 クロージング
17:00~18:00 参加者全員による交流会
申込締切:令和元年11月25日(月)
申込方法:内閣府HP(http://www.gender.go.jp/public/event/2019/011201.html)よりお申込みください。
主催:内閣府
問い合わせ先:本シンポジウムの運営について、内閣府から㈱日本旅行(convention_itd@nta.co.jp)へ委託していますので、こちらにお問い合わせください。
国際交流基金招へい研究員・中央民族大学・王斌(オウヒン)副教授講演会 開催
講演内容
中国新疆ウィグル族自治区のマスメディア事業の発展はこれまで広く注目を集めてきました。本講座では、メディア・エコロジー研究の観点から、中国の各レベルの政府が同自治区のマスメディア事業を進める過程において、その制度設計、実施の経緯、成果と不十分な点等を整理します。新疆マスメディア事業について、できる限り客観的で学術的な視点からお伝えします。
講演者
王 斌 (オウ ヒン)
中央民族大新聞與伝播学院 副教授
司会
林香里
東京大学大学院情報学環教授
日時:2019年11月20日(水)18:00-19:30
場所:東京大学本郷キャンパス 学際情報学府本館6階教室
使用言語:中国語(日本語通訳あり)
参加費:無料
事前申し込み:不要
問い合わせ:「メディア研究のつどい」東京大学大学院情報学環・学際情報学府 林香里研究室 peiya19941023@outlook.com
清水麻子さんと論文「建設的ジャーナリズムとは何か ネガティヴ性払拭へ 権力監視との共存必要」を発表しました。
研究室の清水麻子さんと論文「建設的ジャーナリズムとは何か ネガティヴ性払拭へ 権力監視との共存必要『Journalism』No.350, 2019年7月号、58-65頁, 朝日新聞社を発表しました。
My comment was quoted by the New York Times.
My comment was quoted by the New York Times article,
“This Reporter Asks a Lot of Questions. In Japan, That Makes Her Unusual.” by Motoko Rich.
5/18にシンポジウム「私が声を上げるとき」を開催します
5/18にシンポジウム 「私が声を上げるとき」を開催します。
第5回メディアと表現について考えるシンポジウム:
「わたしが声を上げるとき」
日時
2019年5月18日(土)14:00~16:00(受付:13:30開始)
会場
東京大学情報学環福武ホール 地下二階・ラーニングシアター
登壇者(五十音順)
- ウ ナリ(株式会社 キュカ 代表取締役)
- 小島慶子(エッセイスト)
- 武田砂鉄(ライター)
- 田中東子(大妻女子大学 教授)
- 山本和奈(Voice Up Japan)
司会
山本恵子(NHK 国際放送局 記者)
概要
私たちは、2年前、「メディア表現とダイバーシティを抜本的に検討する会(MeDi)」を発足させ、これまでに4回のシンポジウムを通して、テレビ、新聞、インターネットなど、さまざまな媒体上の表現のあり方について考えてきました。
今回のシンポジウムでは「わたしが声を上げるとき」をテーマに、今年1月「ヤレる女子大生ランキング」を特集した『週刊SPA!』に抗議し、編集部と対話をしたVoice Up Japanの山本和奈さん、#MeTooと声をあげにくい現状を、周りの人が声をあげることで変えていこうと立ち上げられた#WeToo Japanのサポーターも務める小島慶子さん、そして、安心して匿名で声をあげる仕組みを作った「キュカ」のウ ナリさん、ライターの武田砂鉄さん、ジェンダー問題に詳しい田中東子教授をお招きし、声をあげにくい社会で、声をあげる理由とは何か、そして、どう声をあげていたらいいのか、さらに、どうしたら声をあげやすい社会に変えていけるのか、メディアのあり方を含めて話し合いたいと思います。ぜひご参加ください。
主催
- メディア表現とダイバーシティを抜本的に検討する会(MeDi)
- 東京大学大学院博士課程リーディングプログラム「多文化共生・統合人間学プログラム(IHS)」教育プロジェクトS
協力
東京大学大学院情報学環 林香里研究室
注意事項
- 入場無料・事前登録不要
- 取材のご希望の方は、5月16日(木)までに medi.diversity@gmail.com(「メディア表現とダイバーシティを抜本的に検討する会」)までご連絡下さい。当日、取材の方以外は、イベント進行中の録画、録音と生中継をご遠慮ください(写真は差し支えありません)。
- 写真・映像・音声などを記録することと、その記録されたものをIHSプログラム活動で使用する可能性があることをあらかじめご了承ください。
『思想』に論文を発表しました
岩波書店『思想』に論文を発表しました。「新聞紙の衰退にみる日本の「公共」の構造変容」『思想』2019年第4号 <公共II>、No.1140. 40-58.